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入学する公立カレッジとプログラムを選ぶ時のポイント

こんにちは、トロントオフィスです。
今日は入学する公立カレッジとそのプログラムを選ぶ時のポイントを解説したいと思います。

 

ポイント1: どの専門を学べるプログラムに入学するか

 

これは誰しもが真っ先に浮かぶポイントかと思います。当然ですが、自分が一番興味のあったり、将来自分がなりたいと思っている職業に合わせて、どのプログラムを選ぶのかは最重要事項と思います。看護師になりたいと思っているなら、看護を学べる及び卒業後に看護師の資格を取得できるプログラムに入学すべきですし、同じように保育士になりたいと思っているなら、保育を学べるプログラムに入学すべきということになると思います。

 

ポイント2: どこの場所にあるカレッジか

 

これもとても重要なポイントだと思います。卒業後にトロントで働きたいと思っているならトロントにあるカレッジを選ぶべきですし、卒業後にバンクーバーで働きたいと思っているならバンクーバーにあるカレッジを選ぶべきだと思います。勿論、トロントやバンクーバーと行った大都市にあるカレッジを選ぶ場合、生活に便利といった利点もあります(逆に言えばこれら大都市にあるカレッジに入学する場合、その後の生活費は高くなりがちだとも言えます)。カレッジ卒業後も同じ都市に住み続ける予定の場合は、カレッジに在籍している時にできる人脈という意味でもアドバンテージがあると思います。といいますのも、カナダは結構なコネ社会ですので、例えばトロントにあるカレッジでできた友達はトロント周辺の企業に対してコネを持っている可能性があるので、卒業後にトロント周辺で就職できる可能性が高まると言えます。

日本人に馴染みのない、田舎にあるカレッジに入学する場合はそれはそれでメリットがあると言えます。例えば、田舎にあるカレッジに入学するとそこには留学生がほとんどいないパターンもあるので、ネイティブに混じって生活するという、特に英語面でより自己成長に繋がりやすい生活を送ることができます。また、田舎のカレッジは周辺に遊び場のようなところが少ないので誘惑は少ないです。ですので、勉強に集中しやすい環境が整っているとも言えます。

 

ポイント3: どの学問に強みがあるカレッジか、また就職実績はどうか

 

どの学問に強みがあるかどうか、就職実績がどの程度あるかはカレッジによって結構異なります。例えばITに強みのあるカレッジもあれば農業に強みのあるカレッジもあるし、あるいはメディア関係に強いカレッジ等々、どの学問に強みがあるかはカレッジによって結構異なります。また、就職実績もカレッジによって結構異なっており、これは具体的に卒業生の卒業後の就職率という形で数字を公表しているカレッジもあるので参考にされると良いでしょう。

 

ポイント4: 学費

 

公立カレッジは学べる内容が同じプログラムでしたら、同じ州に所在地があるカレッジの場合大体どの公立カレッジも同じくらいの学費となっておりますが、田舎の州にある公立カレッジにはたまに信じられないくらい学費の安いプログラムもあったりします。

予算があまり無いからと言って、公立カレッジへの入学を必ずしも諦める必要はないかもしれません。予算があまり用意できない場合、トロントやバンクーバーあたりに所在地のある公立カレッジへの入学は難しいかもしれませんが、オンタリオ州やブリティッシュコロンビア州以外に所在地のある公立カレッジを探せば、自分の予算にマッチする公立カレッジに出会える可能性はあると思います。

 

ポイント5: 期間が1年以下のプログラムに入学するか、あるいは2年以上のプログラムに入学するか

 

基本的には期間が1年以下のプログラムの方が学べる内容は少ないと言えますし、2年以上のプログラムの方が学べる内容は多いと言えます。また、これは卒業後のPGWP(PGWPについてはこちらの過去記事をご参照ください)の取得期間の長さの話と関わってきますが、卒業後に3年のPGWPを取得したければ2年以上のプログラムに入学すべきですし、1年以下でも良いというのであれば1年以下のプログラムに入学するというのはありだと思います。前者は時間もお金もかかるが、その分卒業後に長いPGWPが手に入りますし、後者は時間もお金も節約できますが卒業後に入手できるPGWPの期間は短いです。また、前者は永住権の取得可能性は当然上がりますし、後者は下がります。

 

ポイント6: プログラム卒業後に取得できる学位は何か

 

公立カレッジの場合、プログラムの卒業後に取得できる学位はおおまかにCertificate、Diploma、Advanced Diploma、Post-graduate Certificate、Post-graduate Diplomaのいづれかです。なお、卒業後に取得できる学位がCertificate、Diploma、Advanced Diplomaのプログラムは高校卒業者向けであり、Post-graduate Certificate、Post-graduate Diplomaは大卒者向けのプログラムです。ですので、Post-graduate(もしくはPost-Degree)とついている学位が卒業後に取得できるプログラムは日本もしくはカナダのBachelor Degree(学士)を持っていない人はそもそも入学できません。Certificate(Post-graduate含む)は期間が1年のプログラム、Diploma(Post-graduate含む)は2年プログラム、Advanced Diplomaは3年のプログラムを卒業後にもらえることが多いですが、たまに例外があり、2年プログラムでも卒業後にもらえる学位はPost-graduate Certificateだったりといったプログラムもあります。また、永住権取得を狙いたい方はできれば卒業後にDiploma以上の学位が取得できるプログラムを選択されたほうが良いでしょう、理由は永住権申請時の加点ポイントがDiploma以上の方がCertificateより高いからです。

 

ポイント7: プログラムに入学するのに必要な英語要件はどの程度か

 

これは入学を狙っているプログラムの学問領域によって結構異なりますが、同じ学問領域のプログラムでも州によって入学するのに必要な英語要件は異なっている時もあります。

例えば、ITの場合バンクーバー周辺にある公立カレッジに入学するには、どのプログラムでもIELTS6.5を最低の必要英語要件としていますが、トロント周辺にある公立カレッジではIELTS6.0を最低の必要英語要件としているプログラムがほとんどです。たかだか、0.5と思いますがIELTSの場合この0.5を超えるのが以外と大変だったりします。

 

ポイント8: 英語要件以外でプログラム入学のために必要とされている要件が存在しているか

 

プログラムによっては入学に必要な要件として、規定以上の英語力の証明以外にも、例えば一定以上の高校時代の数学の成績が必要だったり、レジュメの提出を求められたり、あるいは学ばれようとしているプログラムの学問に関係する仕事の数年以上の経験を求められたりと様々なパターンがあるので、ご自身が入学を希望されているプログラムに入学するには英語力以外で何か必要な要素が無いかはチェックされると良いでしょう。当然ですが、全て満たせていないと入学できないパターンがほとんどです。

 

ポイント9: 何月入学のプログラムか

 

カナダのプログラムは9月入学のプログラムが多いですが、1月入学や5月入学が可能なプログラムも結構あります。入学に必要な英語要件を満たした後は無駄な時間や生活費を避けるべく、なるべく最速で入学されたいと思っている人が大半かと思いますので、入学を希望されるプログラムの入学が許可されているのは何月かという点は考慮されると良いと思います。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?本日のブログは少し長めとなってしまいましたが、つまるところ公立カレッジやそのプログラムを選ぶ時の考慮点はかなり多いことの裏返しとも言えます。公立カレッジの本科プログラムに入学して卒業するには多大な時間、お金、そして労力がかかるので卒業してカレッジ生活を振り返った時に後悔しないようなカレッジ/プログラム選びをすることが大事と思います。

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