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トロントでがんばる生徒さん :サトミさん(最終章)

みなさんこんにちは!
トロントのヒロコです。

年が新たに明けてから、本当にもう早いもので
3週間以上も経ってしまいましたね。
時の流れのあまりの速さに私もなかなか
ついていけません。

私はお正月に沢山お餅を食べすぎて
また顔が丸々してきたことに危機を感じ、
トロントの寒空の中またウォーキングを
はじめました。
でもいつ効果が出るのかは謎です。

さて、複数回にわたり皆さんにご紹介してきた
トロントでがんばる生徒さんのサトミさんですが、
とうとう彼女も帰国が目の前になりました。

最終回としてサトミさんがまたエッセイを書いてくれました。
EWでもいつも笑顔を絶やさず、面倒見のよいとても
魅力的なサトミさん。帰ってしまうのはとても辛いですが、
これからの活躍を大いに期待したいと思います。
またトロントに戻ってきてください!

↓↓↓

トロントに来て初めての頃は、とにかく全てが今までとは異なり、
今まで特に考えなくてもやれていた事を、考えてからやるか、
考えても分からなくて出来ないという状態で、初めはとっても大変でした。
ELSに通い始めてからは、自分の英語レベルを再認識し、
”英語に慣れる”事にまずは重点を置いて生活していました。
机に向かって勉強した後、基礎が分かった上で、
実践の場を作って、自分の言葉で表現してみる・・・
この繰り返しをしました。
母国語が英語ではない私にとって、英語を完全に習得するには
本当に時間がかかるし、簡単ではないので、今でももちろん勉強が必要です。
でも少しずつ分かるようになって、コミュニケーションが取れるようになればなるほど
楽しくもなるし、学ぶ事がもっと出てきました!

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学校の友達と

そしてワーキングホリデー(Working Holiday)という貴重な1年を過ごせるビザ。
私はこれからの自分の仕事に繋がる事を考えて、
興味のあったBed&Breakfastの仕事か
オーガニック関連のお店と絞って探していました。
レジュメを作り、ひたすら関連した仕事先を探してはその場所に足を運んで
雰囲気を見て、仕事内容をのぞいて、興味があると感じられた所には
全てレジュメを渡しました。
とはいっても、返事をくれるオーナーはなかなかいませんでした。
実際にレジュメを渡したのは20枚程度だったと思いますが、
そのうち1件メールをくれたオーナーが、私のカナダでの仕事場となりました。
そしてもう1件、友人の紹介で面接をしてもらい、そこでも仕事をさせてもらえることに!
同じタイミングでどちらもやりたかったBed&Breakfastの仕事を得る事が出来ました。
そうとなれば、これも何かの縁。
B&Bがこれから繋がる仕事になりそう!と期待に胸を膨らませ、
仕事を始めたのを覚えています。

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仕事場に現れたリス

私は英語がネックでしたが、とてもいい人たちに恵まれ、
英語環境の中でとてもいい勉強になりました。
ここは完全に実践の場であり、旅行者がアメリカやヨーロッパ、
カナダの他の街等から来てくれます。
なので、言葉の使い方から、生活習慣、環境、友人との接し方など、
全てが新しく、とても楽しい職場でした。

そんな中、B&Bの仕事を紹介してくれた友人がバレーボールに誘ってくれて、
学校、勉強、帰宅、勉強・・・だった毎日から、一気にリフレッシュ出来て
バレーボールを楽しむようになりました。
夏にはビーチバレーもでき、冬はインドアバレー、しかも日本では経験のない男女混合。
チームに入らせてもらい、カナディアンと試合をする機会まで頂きました!
会場に行けば、日本人は私達だけ。
何回か足を運ぶうち、周りの人達も次第に存在を受け入れてくれるようになり、
顔を合わせれば声をかけてくれるようになりました。
私の中で普通だった日本の時とは違うカナダのバレーボール文化。
まず一番に楽しむこと!そして敵でもいいプレーを称え、
声をかけて、ハイタッチする。
この文化が私はとても好きです。

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バレーボールの仲間と

この同時に得られた最高の英語環境と、楽しい時間。
それがとても有難く、そしてなによりも最高の仲間と楽しくバレーボールが
出来る事が私にとっては本当に大きなことでした。
そして私の心の居場所となりました。

偶然にも、光栄にも、人に助けられ、恵まれて、得られた沢山の機会を
最大限活かしたくて、自分なりに何とか過ごしてきたトロント生活。
エージェントさんに、友人に、知らなかった沢山の人達に支えられて、
とてもいい経験をさせてもらっています。
とうとう帰国になりますが、ただただ来てよかったと思うと同時に、
支えてくれた家族やトロントの皆さんへの感謝の気持ちを毎日感じています。
このような知らない土地にきたら、自分でやる事を自分で探して、
頑張る事は必要です。
でも、その過程の後や途中での”支え”は、”分岐点”であったり、
”きっかけ”であったり、”心の軸”であったりと、改めて一人生きていけないと思いました。

日本にこれから帰って、私はどうなるのか、正直わかりません。
先に帰った友人たちは、英語の資格を取ったり、大学に戻ったり、
もとの仕事に戻ったりと、それぞれの事をしているのだと思います。
それが渡加以前と以後で、環境が同じであっても、中身が変わっていると思いますし、
そう願います。きっとそれぞれ何かを持ち帰っているはずです。
それが、形に残るものでないといけないと思っていたけど、
残らないものでもどちらでもいいのかもしれません。
それぞれの「目標」に沿って得るものがあったなら。

日本にいた時は英語もカナダ生活も想像しかできず、何も分からなかったけど、
トロントで少しの間に沢山の経験をさせてもらって、分かった事は山のようにあります。
行動しない事には、本当に分かる事も、感じる事もなにも出来ないのですね。

この留学生活を生かして、これからの自分を作っていけたらと願っています!

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