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今話題のCo-op留学とは?

こんにちは。
バンクーバーオフィスのタケシです。

カナダ留学検討中の方で日本の留学会社さんに相談されている方などは、「Co-op(コープ)留学」と言う言葉を聞いた事がある、勧められたと言う方が多いのではないでしょうか?
ここ最近多くの留学会社さんが、YoutubeやSNSなどで頻繁に宣伝をしているので目にした事がある方も多いと思います。
Co-op留学と言うのは比較的新しいキャッチコピーで、カナダのカレッジで就学して実習付き(Co-op)の専門プログラムを受講する留学の事を言います。
Co-op留学と聞くと新しい留学スタイルのようですが、実はだいぶ昔からあるプログラムで、私も13年ほど前にバンクーバーのカレッジでCo-opプログラムを受講しました。それほど昔からあるプログラムなのです。
昔はESL(語学学校)でも提供されていましたが、とりあえずカナダに残って働きたいと言う方がCo-op(ワーク)ビザ目的で受講し、学校に真面目に通わないなどの問題など色々とありESLでのCo-opプログラムは廃止されてしまいました。
ルールが厳しくなり今はカレッジ(主に私立のカレッジ)でCo-op付きのプログラムが開講されている形となります。

Co-opプログラムとは?

Co-opプログラムはカナダのカレッジ(専門学校)で開講されている、就労体験が含まれたプログラムです。公立カレッジでもCo-opプログラムは一部開講されていますが、私立カレッジで開講されている場合が多いです。

Co-opプログラムは、コースの前半が座学(授業)後半が授業で学んだ事を実践する為の就労(Co-op)期間となります。
授業50%+Co-op期間50%=Co-opプログラム(100%)

例)48週間のプログラムの場合
24週間授業+24週間Co-op=Co-opプログラム48週間

Co-op期間も授業の一環なので、決められた時間働かなければプログラムを修了する事ができません。

前半の授業の期間は週20時間まで好きなところでアルバイトができますが、Co-op期間は授業内容に関連した仕事、ポジションで働かないといけません。ビジネスプログラムを受講したのに、レストランでCOOKポジションで働くなどはプログラムに関連していないので認められません。
なおCo-op期間中は週40時間働く事が可能です。
さらにBC 州ではCo-opでの就労は有給でないといけません。

プログラム種類、期間は?

Co-opプログラムは、ホスピタリティー、ビジネス、セールスマーケティング、国際貿易、ツーリズムなどの他に、近年では時代のニーズに合わせて、IT(アプリやウェブ開発)、デジタルマーケティングプログラムが開講されていたりと種類は非常に豊富です。

プログラムの期間は24 週間(約6ヶ月)〜96週間(約2年)となり、約1年〜2年の長期プログラムの方が多いです。
1年大学を休学されて留学される方でも受講出来る期間のプログラムがあり、専門知識と海外での就労経験を積めると言う事で大学生にも非常に人気です。

基本的な入学条件は高校卒業以上、英語力がIELTS4.0〜6.5となります。
学校、プログラムにより必要な英語力が異なりますが、ホスピタリティー系のプログラムは入学条件が低い学校もあり、IELTS4.0と低い英語力でも受講可能です。また、英語力を満たしていない方は、カレッジ付属、または提携の語学学校で学んで英語力が達すれば進学する事が可能です。

Co-op先はどうやって探すのか?Co-opで就ける仕事は?

ほとんどの学校では自身で仕事を探さないといけないですが、
プログラムは真面目に授業を受けて一生懸命頑張れば仕事が見つかるようにカリキュラムが組まれていますし、学校のCo-opサポートスタッフが、履歴書の作成を手伝ってくれたり、仕事の探し方を教えてくれたり、場合のよっては求人を紹介してくれたりとサポートをしてくれたりします。なのでCo-opは自力で頑張って探してね!っと完全に放り出される訳ではありません。
学校の担当者曰く、個人の能力には差がありますし、面談の際に上手くアピール出来ない方もいるので、Co-op先が見つからない方も居るのが現実だそうです。

学校によってはCo-op先手配の保証があるので、仕事を自分で見つけられるか心配な方は仕事を手配してくれる学校を選ぶ事をお勧めします。
注意:仕事を保証してくれますが、自身の希望する仕事に就ける保証はありません。求人状況、英語力、就労経験等により就ける仕事は大きく変わります。

Co-opを利用して、カナダ企業のオフィスでキラキラ有給インターンの様なイメージを持たれる方もいると思いますが、就ける仕事は英語力、経歴、個人の能力によって大きく異なります。
自身が思い描いていた仕事に就けない方もいると思いますし、働いてみると雑用見たいな仕事ばかりと言う方もいると思います。ただ、日本に来る東南アジア人からの留学生に自分を置き換えてもらうと分かりやすいですが、言葉も不十分、職業経験も無い留学生を有給で雇い、最前線で使ってくれるほど日本企業は甘く無いですよね、カナダの企業も同じです。
企業はボランティアでな無いので、有給で雇う以上はその人の能力に応じたポジションで採用します。理想の企業や職種、ポジションばかりにとらわれず、英語を使って、いろんな国籍の人と海外で働く体験ができるプログラムと割り切られるのが良いと思います。
日本では体験できない経験は人生のプラスになるのは間違い無いです。

Co-opプログラムの良い点

Co-opプログラムは、専門知識を学び、実践就労経験を積める、その仕事や業界で使われている生の英語を学べると言う点が非常に大きな利点だと思います。
海外で英語を使って、様々な国籍の人と働く事により自信も付くでしょうし、新たな気づきもあると思います。
専門知識や就労経験が無い大学生、キャリアチェンジを考えている社会人にとってとても良い留学プランかと思います。
カナダへの移民や、就職を考えている方は、入学基準が高く、学費も高くなりますが公立カレッジでの就学をお勧めします。
公立カレッジであれば卒業後に最大2年のPost Graduation Work Permit(就労ビザ)を取得できるので、卒業後にカナダに残り就活もできますし、移民も目指しやすいと思います。

弊社でも話題のCo-op留学を取り扱っていますので、興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせくださいね!
カナダ留学、ワーキングホリデーに関するお問い合わせはEast-Westカナダ留学センターまで!
https://www.eastwestcanada.jp/contact/contact

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