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リメンバランス・デー

ハロウィーンも終わり、11月に入ると街では道行く人々が
真っ赤なポピーの花を胸につけている光景を目にすることが増えてきました。
これは何?と思っている方もいらっしゃるかもしれません。

ポピーの花を胸に付けているのは、街行く人だけでなく、
テレビ画面に映るニュースキャスターをはじめ、有名人たちにも。
11月11日、リメンバランス・デーが近づいています。

第一次世界大戦の休戦協定が1918年の11月11日に発行され、
その日を忘れないようにという願いを込めて、この日は祝日となっています。
ではなぜみんな胸にポピーの花をつけているのでしょう。

これは、第一次世界大戦の戦闘で
もっとも過酷な戦場だったと言われるフランドル地方にて、
激戦の跡には驚くほど多くのポピーの花が咲いたことに由来しています。

ポピーの種は踏まれたり、
塹壕を作るために掘り起こされたりすることによって発芽率が高まるらしく、
激戦区であればあるほど、そこには多くのポピーが咲き乱れたと言われています。

カナダ人将校John McCrae少佐は
フランドルで命を落とした親しい兵士の死を悼み、
「In Flanders Fields」という詩を書き、その詩はイギリスの雑誌に掲載されました。

In Flanders Fields

In Flanders Fields the poppies blow
Between the crosses, row on row,
That mark our place; and in the sky
The larks, still bravely singing, fly
Scarce heard amid the guns below.

We are the Dead. Short days ago
We lived, felt dawn, saw sunset glow,
Loved, and were loved, and now we lie
In Flanders fields.

Take up our quarrel with the foe:
To you from failing hands we throw
The torch, be yours to hold it high.
If ye break faith with us who die
We shall not sleep, though poppies grow
In Flanders fields

John McCrae (1872 – 1918)

この詩に感銘を受けた1人のアメリカ人女性がポピーの花を買い、
1つを身につけて花を売り始めたと言われています。
その活動が欧米各国にも伝えられ、活動は年を経るごとに盛んになり、
現在では毎年多くの人々が募金活動に参加、
街頭募金や店のレジ前で販売されるなど、世界的に知れわたることとなりました。

日本にとっての終戦記念日のような位置づけの日だと思います。
今一度平和について考えてみようと思いました。

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